広島からフェリーに乗って、江田島に到着。国立江田島青少年交流の家では、夕べのつどいをすませ、夕食をとりました。乗り物酔いが少しありましたが、今のところ、病気やけがをした生徒はいません。予定どおり順調に進んでいます。

　現地のボランティアガイドさんに平和記念公園を案内していただき、見学をしました。初めて知る話に驚きながらも、真剣に話を聴く姿が見られました。原爆ドームを目の当たりにし、さまざまな思いを巡らせ、言葉にならない様子でした。また、核兵器や戦争をなくしたいという想いを込めて、国境のない世界が描かれた平和の鐘を鳴らしました。力強くも温かい鐘の音は、胸に迫るものがありました。

　広島に到着しました。平和記念公園では、クラスごとに集合写真を撮影した後、原爆の子の像の前で、青学年の想いを込めた折り鶴アートの献呈式を行い、世界の平和を願いました。当時の弁当を再現した「しげるちゃん」弁当を昼食としていただきました。

　２年生は、今日から１泊２日の日程で、広島研修に出かけます。名古屋駅集合でしたが、無事に全員集合し、出発式を行いました。広島に行くことができることに感謝の気持ちを忘れず、しっかり研修してきます。

　今年度のおかえり弥北の輝く先輩は、テーマパークダンサーの２人を講師としてお招きしました。難関のオーディションを突破し、現在、ダンスで人々を魅了し、見る人の心をわくわくさせ、幸せを届ける仕事をしている２人です。今に至るまでに、語りつくせないほどの悔しい思いを経験したり、コロナでテーマパークを離れることになったりと、いくつもの壁を乗り越えてきた２人の話を、真剣に聞く生徒の姿がありました。また、ダンス部もミニ先生となり、全校みんなで一緒にダンスをしました。盛り上げ上手な講師２人のおかげで、みんなが笑顔になり、楽しい時間を過ごしました。質問タイムも時間切れになるほど、たくさん手が挙がり、いろいろなお話を聞くことができました。弥北の先輩のお話を、将来を選択するときやくじけそうになったときに思い出してほしいと思います。
　講師を引き受けてくれた２人は、中学生のときから、さわやかな挨拶ができ、いつもにこやかで相手を温かい気持ちにさせる人でした。きっとこれからも、２人の笑顔とダンスとホスピタリティで、多くの人を幸せにしてくれることと思います。弥北から、２人の活躍を応援しています。